看護

転移と逆転移

どうも、ひゃくじゅんです。

(@hyakujun_100)

今日は、転移と逆転移について勉強しました。

フロイトは、オーストリアの精神科医。ウィーン大学医学部を卒業後、フランスのパリに留学して神経学を学び、精神分析学を創始しました。

精神分析療法においてフロイトは、患者が医療者に対して無意識に抱く感情を転移

医療者が患者に対して無意識に抱く感情を逆転移と定義しました。

この2つ合わせて転移感情といいます。

転移とは

私たちは人とかかわりあうときには、

相手の語りやふるまい、雰囲気、その人との関係のなかで起こるできごとなどをきっかけにして、

人格のなかに保存されていた過去の人間関係にまつわる感情がよびさまされ

「いま、ここで」の人間関係へと投影されることを

転移といいます。

過去の人間関係とは、たいていの場合は両親や祖父母・きょうだいなど、その人の養育にかかわった人物との関係である。

陽性転移

依存・信頼・愛情・あこがれなどの感情を抱くことを陽性転移という。

陰性転移

不信・敵意・嫌悪・恐怖・非難・軽蔑などを抱くことを陰性転移という。

転移の例

・幼いころ父親のことが大好きだった患者が、父の年齢に近く風貌などが似ている医療者に対して好意を持つこと(陽性転移)

・母親に何をするにも叱られてばかりいた患者が、母と同世代の医療者に少し注意されたことに対して、過剰に嫌悪感を表すこと(陰性転移)

逆転移とは

患者との関係のなかで、医療者もまた患者に対して向ける感情体験があります。

これを逆転移という。

機序は転移と同様で、医療者の過去の人間関係が、現在の患者との関係のなかに持ち込まれて起きてくる。

陽性逆転移・陰性逆転移

転移と同様に、陽性と陰性の逆転移がある。

逆転移の例

・ある患者に対して、なぜか特別な嫌悪感いだいたり関心が持てなかったりして、医療者自身もなぜそのような感情になるのかわからないということがある(陰性逆転移)

・ある患者に対して、自分が何とかしなくては、と過度に献身的に尽くしてしまうことがある(陽性逆転移)

看護師国家試験 過去問

104回看護師国家試験

午前067 一般問題

Aさんの母親は過干渉で,Aさんが反論すると激しい口調でいつまでもAさんを批判し続けるため,Aさんは母親との関係に悩んできた.その母親と同年代で体格が似ている担当看護師に対し,Aさんは常に反抗的な態度をとり,強い拒絶を示している.
Aさんにみられるのはどれか.
1.投影
2.逆転移
3.反動形成
4.陰性転移

解答・解説

解答:4
転移とは、患者が、主に子ども時代の重要な人物に抱いていた感情や態度を無意識のうちに医療者に向けることでしたね。

転移は陽性転移と陰性転移に分けられ、

陰性転移は、不信・敵意・嫌悪・恐怖・非難・軽蔑などがありました。

 

転移や逆転移は時々国家試験に出てますね。

では

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