どうも、ひゃくじゅんです。
久しぶりに珈琲豆の焙煎をしました。
随分と前に妻がコストコでコーヒー豆を買って来てくれたんです。

(わたしのiPhoneSEと比較)
その量、なんと900g!!!
なかなか飲み切れません(ToT)
しかし、週末にお客さんが来る予定なので
「ひゃくちゃん珈琲」☕️
を振る舞いたいので焙煎しました。
自宅で焙煎する方法の紹介と
自分の焙煎記録として書いていきたいと思います。
珈琲豆の焙煎とは
珈琲豆は、焙煎するって言うぐらいだから
煎るんです。
銀杏だって、ゴマだって、ピーナッツだって煎るでしょ!
煎るっていうのは、材料を火にかけて、動かしながら水気が少なくなるまで熱したり、乾燥した食材をさらに加熱して風味を出すことを煎ると言うんだよ。
現在使用している焙煎機
わたしが現在使用している焙煎機を紹介します。

こちらは『アウベルクラフト 』という会社が販売しているコーヒーロースター。遠赤外線焙煎機です。
一度に約200g焙煎することができます。
昔は「いるいる」という陶器の焙煎器を使っていたのですが、またの機会に「いるいる」の紹介はしたいと思います。
焙煎の方法
生豆のハンドピック
本日の珈琲豆は

『ブラジル No.2 17/18』です。

珈琲の生豆はこんな感じです。
この中から、欠点豆を取り除きます。
目視で欠点豆を手で取り除く=ハンドピックですね。
主に取り除くのは、カビ豆や虫食い豆、未成熟豆や異形な豆などですが、
実際は目に付く程度の物を取り除いているぐらいです。
そんなに厳密にやってません。
欠点豆が含まれると、珈琲の味に雑味や嫌味など味の邪魔をすると考えられています。
一度、欠点豆だけを集めて焙煎してみて、実際どんな味がするのか試してみようと思っています。
焙煎開始
わたしは、カセットコンロを使って焙煎しています。
ガスコンロでも良いのですが、焙煎をしていると「チャフ」と呼ばれる「珈琲豆の薄皮の燃えカス」が出ます。
これが、ガスコンロでやると色々な隙間に挟まってしまったりするので、後片付けが厄介なんですね。
逆にカセットコンロを使って、チャフは床に落ちるようにした方が、掃除機掛けて終わりなので案外楽なのです。
アウベルクラフト は、火からの距離が一定なので、後は火加減が重要となります。
カセットコンロの火を弱火にして、遠赤外線となる網が赤くなる直径が4〜5cmが推奨されています。

今回は、それよりもやや小さめにしてみました。
弱火でじっくりコトコト煮込んだ料理のように、じっくりと珈琲豆に火を通す作戦です。
焙煎開始〜10分経過

焙煎でやることは、『黙々とハンドルを回し続けること』です。
10分経過し、「チャフ」が落ちてますね。
生豆は、まだ変化がないです。最初の時間で重要なことは
生豆に含まれる水分を十分に抜くことです。
20分経過

珈琲豆の焙煎には、1ハゼと2ハゼがあり、2回爆ぜるのが通常です。
これまでなら、15分ぐらいまでに1ハゼがあり、その2~3分後に2ハゼがあって
自分の好みの焙煎度で止める。という流れでしたが
今日は、いつもより弱火で「弱火でじっくりコトコト煮込んだ料理のように、じっくりと珈琲豆に火を通す作戦」だったので、なかなか1ハゼが起こりませんでした。
でも、随分と色付いているのがわかります。
30分経過

25分ぐらいのところで少しだけ1ハゼ(パチパチ・パンパン)がありました。でも、いつもに比べると少しでした。
弱火だと、1ハゼは起こらないかも…と
【豆散人のアルジ】にアドバイスをもらっていたので、信じて突き進みます。

焙煎終了
33分過ぎに2ハゼが起きました。2ハゼは(ピチピチ・バチバチ)という感じです。

35分で煎り止め。焙煎終了しました。
最初の写真と比べると、豆が膨らんで体積が増えているのがわかります。
カセットコンロから下して
流し台でドライヤーの冷風で豆を冷まします。
この時、焙煎機がとても熱くなっているので火傷に注意が必要です。
以前、素手で触って火傷した経験あり。
珈琲豆完成

こんな感じにきれいな珈琲豆が完成しました。
200gの生豆を焙煎して、焙煎終了後重量を測ったら
164gでした。200g-164g=36g
36gの水分が飛んだことになります。
これは、十分に火が通ったといって良いと思います。
一般的に焙煎後約2割の重量が減るのが良いようです。
(焙煎度にもよるでしょうが)

焙煎度でいうと【フルシティロースト】ぐらいでしょうか
【ハイロースト】【シティロースト】【フルシティロースト】が好みです。
珈琲豆は、焙煎後2~3日で味が落ち着くと言われています。
週末がちょうど飲み頃になります。
『ひゃくちゃん珈琲』飲むのが楽しみです。
では
