どうも、ひゃくじゅんです。
今日は、久しぶりにコーヒーの焙煎をしました。
わたしが使用している焙煎機は
アウベルクラフトの「遠赤コーヒー焙煎キット」です。

Contents
本日の生豆は、ブラジル(サントス)NO.2 17/18

ブラジルです。
本日の目指す焙煎度は、ハイローストです。
コーヒーの焙煎度には、8段階あります。
焙煎(ロースト)の基本8段階 簡単な説明
注:焙煎する生豆の種類によって豆の色(茶色の度合い)、味の傾向が変わってきます。
・生豆(なままめ・きまめ)greenbeans
香りは青臭く、農作物というのを感じます。
ニュークロップは、青々として水分が多いため焙煎は難しくなります。
オールドクロップは、多少水分が抜けているため比較的焙煎しやすい。
ニュークロップとオールドクロップの間には、パーストクロップもあります。・ライトロースト(Light roast)
焙煎度合い ライトロースト
最も浅煎り、コク・香不足・シナモンロースト(Cinnamon roast)
焙煎度合い シナモンロースト
シナモンに近い色
ライトローストは1ハゼ(パチパチという音)が始まる前ぐらい、
シナモンローストは1ハゼ(パチパチという音)の真ん中ぐらい注:ライトロースト・シナモンロースト共に生豆の青臭さが残っているので、
この焙煎度ではほとんど飲まれることはありません。・ミディアムロースト(Medium roast)
焙煎度合い ミディアムロースト
浅煎り 酸味が強く、苦味は弱い。アメリカンコーヒー用向き
ミディアムローストは1ハゼ(パチパチという音)が終わったぐらいの焙煎度です
酸味が強くて、苦味はほとんどありません。
焙煎する最初の段階の時に充分な水分抜きを行わないと、渋みが目立ち飲みにくい味わいになります
別名アメリカンローストとも呼ばれています・ハイロースト(High roast)
焙煎度合い ハイロースト
中浅煎り 酸味はまだ残っていて、やわらかい苦味や甘味も出てきます
ハイローストは1ハゼ(パチパチという音)と2ハゼ(ピチピチという音)の中間ぐらいの焙煎度です
酸味は充分に残っていますがほんのりと苦味も感じられます・シティロースト(City roast)
焙煎度合い シティロースト
中煎り 日本、北欧で好まれる焙煎度合いです
シティーローストは2ハゼ(ピチピチという音)が始まったぐらいの焙煎度です
酸味と苦味のバランスがよく、この焙煎度は多くのコーヒー豆に適用できバランスよく飲めます
シティーローストの「シティー」は、ニューヨークシティーからきたらしいですよ・フルシティロースト(Fullcity roast)
焙煎度合い フルシティロースト
中深煎り イタリア・中南米タイプ
フルシティーローストは2ハゼ(ピチピチという音)のピークあたりの焙煎度です
酸味は少なくなり苦味のほうがよく感じられ、香ばしい香りが出てきます
コーヒー豆の表面に、油が出てきます。・フレンチロースト(French roast)
焙煎度合い フレンチロースト
深煎り フランス式 イタリア・中南米タイプ
カフェオレやウィンナーコーヒー、エスプレッソ、アイスコーヒーなどに向いています。
フレンチローストは2ハゼ(ピチピチという音)の終わりぐらいの焙煎度です
酸味はほとんどなく苦味が際立ってきます
コーヒー豆の色はほとんど黒に近く(濃いこげ茶色)、表面に油が出てきます・イタリアンロースト(Italian roast)
焙煎度合い イタリアンロースト
イタリア式 焙煎段階の中では色がもっとも黒に近くなります
苦味が強く、香ばしい香りも強く出てきてアイスコーヒーなどに向いています
イタリアンローストは2ハゼ(ピチピチという音)が完全に終わっています
コーヒー豆の油でテカテカと光っています
ほとんど酸味はなく、濃厚な苦味が際立っています
今回、目指すコーヒーの焙煎度は、8段階中4段階の
ハイローストです。
これまでは、8段階中6段階の
フルシティローストが多かったです。
なぜならば、2ハゼのピチピチ音が嬉しいのと、フルシティローストぐらいが、ドリップして蒸す時に
もりもり盛り上がるからです。

↑もりもり盛り上がってるでしょ。
しかし今回は、ハイローストです。
なぜならば
1番コーヒーの焙煎の練習になるから
わたしの一番のお気に入りの自家焙煎珈琲店『豆散人』のアルジさんに
「焙煎の練習をするなら、浅煎りがおすすめです。」
「浅煎りは、味の誤魔化しが出来なくて、焙煎の良し悪しが出やすいです。」
「ハイローストぐらいで練習するといいでしょう。」
とアドバイスを頂いたのです。
今日の焙煎開始!
本日の火力

今回も「弱火でとろとろにキャベツの芯を煮込むようなコーヒーの焙煎作戦」でいきます。
弱火でじっくり時間を掛けて焙煎します。
焙煎開始10分

チャフは多いです。
若干色付いたのがわかります。
焙煎開始20分

大分色がついて、この後一度だけ「バチッ」と1ハゼの音がしました。
あとは、1ハゼはありませんでした。
この弱火でとろとろ焙煎作戦だと、1ハゼが起こりにくいです。
そしてハイローストは、1ハゼと2ハゼの中間です。
カセットコンロでは、いつも火力が一定とならないので、1ハゼまでの時間
1ハゼから2ハゼまでの時間などが読みにくいです。
豆の色付きを適宜観察して、その色で判断しないといけないです。
焙煎開始25分

かなり色が付きました。そろそろかな~と思います。
でも、いつ2ハゼが来るかわからないし
もし2ハゼが来たらすぐに煎り止めようと思っていました。
焙煎開始30分。煎り止め。

2ハゼらしい2ハゼは確認できませんでしたが、
もういいかなとおもって煎り止めです。
カゴの中では、ちょっと見にくい。
焙煎終了
ドライヤーで豆を冷やして、焙煎終了です。

うん、いつもよりは浅煎りです。
焙煎後、コーヒー豆の重量は、165g

浅めの焙煎で、200gの生豆が、165gに。
まずまず生豆内の水分は、ある程度飛ばせたと思います。

焙煎度の見本と比べてみます。
ハイローストよりはやや深くなったかな。
もしかしたら、シティローストぐらいかもしれません。
今回の焙煎まとめ
弱火でとろとろ作戦は意識できましたが
30分はちょっと長かったかもしれません。
25分くらいで良かったかも。今後に生かします。
さて、2日後以降に飲むのが楽しみです。
ハイロースト名人を目指します。
