どうも、ひゃくじゅんです。
目下ハイロースト名人に向けてコーヒー自家焙煎の練習中です。
土曜日の午前中にちゃっちゃと焙煎を始めます。
(遅い時間となると、焙煎の煙の匂いを妻が煙たがるため・・・)
Contents
【10/20】ハイローストを目指して焙煎開始
まずは、ハンドピックから

生豆の中から欠点豆を取り除きます。
カビている豆や形のいびつな豆、虫に喰われている豆、色のおかしな豆などです。

今回はこんな感じで取り除きました。
わたしが使用している焙煎機は
アウベルクラフトの遠赤コーヒー焙煎キットです。

アウベルクラフトに生豆を200gを投入します。
カセットコンロに台をセットし、火力を調整します。

メーカーが推奨する火力は、直径約4~5cmです。
わたしは、それよりも弱火を使用します。
理由は、火力を小さくし時間をかけて焙煎するためです。
これは、以前自家焙煎珈琲店「豆散人」のアルジさんに以下のように焙煎についてアドバイスを頂いたのです。
焙煎は、キャベツの芯を煮る時に似ています。
芯がなくなるまで火が通るようにするには、やはり弱火でコトコトと時間をかけて煮込むのがいいと思います。煮込み過ぎて、煮崩れてしまうかもしれませんが、生煮えよりも煮崩れた状態のほうがずっと美味しいと思います。
焙煎もこれと同じです。香りがくっきりと出るようにするには、長時間かけないほうがいいのですが、素人さんや初心者の方は(いえ、本当はプロでも多くの場合)、生焼けになってしまうと思います。
くっきり感を犠牲にしても、芯まで火を通すことを優先したほうが良いのです。
弱火でコトコトいきます。
焙煎開始、10分

まだ、うっすらと色がついた状態です。
引き続きリズミカルにハンドルを回していきます。
1回転/秒として、60回転/分、600回転/10分です。
黙々と回しながら、色・香りの変化に注意します。
焙煎後、20分

かなり色付いてきましたね
本来ならそろそろ1ハゼが起きそうな状態です。
焙煎後、25分

色付きだけなら、ミディアムローストぐらいかな?という状態です。
しかし、1ハゼは起きていません。
この「弱火でじっくりコトコト焙煎作戦」では、1ハゼは起きにくいようです。
普通コーヒー豆の焙煎は、2回ハゼると言われます。
しかし、なぜこの作戦では1ハゼが起きにくいのか考えてみました。
ポップコーンで考えてみると、ポップコーンの外皮は硬いです。それを加熱しますが、加熱に伴い内部の圧力が上昇して、内圧に外皮が耐えられなくなったところで「ポン!ポン!」と音を立てて爆ぜます。
コーヒー豆も同じ原理で爆ぜると考えられます。
しかし、ポップコーンほど豆の外皮が硬くないために、弱火で焙煎をすると
コーヒー豆内部の圧力は緩やかに上昇するために音を立てて爆ぜることがないと考えます。
煎り止め、27分30秒
今回は1ハゼは起きませんでしたが、色付きから焙煎終了を判断しました。
ドライヤーで冷却、焙煎終了

自信は無いですが、ハイローストからシティローストぐらいで煎り止めれたでしょうか。
焙煎後重量は、166g
生豆200gを焙煎して、166gになりました。
34gの水分を飛ばしたことになります。
十分な焙煎だったと思われます。
あとは味がどうかです。
前回10/13のコーヒー豆と比較してみた

左が前回で、右が今回です。
同じくらいの焙煎だったかなという印象です。
2日後の飲み頃が楽しみです。
今後もハイロースト名人を目指して精進します。
